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デジタルフォレンジックコース ~侵害調査の基礎訓練~


期間  2日間 時間  10:00~17:30
価格(税込)  330,000円(税込) 主催  株式会社ラック
形式  講義+実機演習 コースコード  SCC0282R
日程 会場 空席状況 実施状況 選択

2025年1月9日(木) ~ 2025年1月10日(金)

LAC(Live配信)

  お問い合わせください

2025年1月9日(木) ~ 2025年1月10日(金)

LAC東京(平河町)

  お問い合わせください

2025年3月6日(木) ~ 2025年3月7日(金)

LAC(Live配信)

  お申し込み後確認

2025年3月6日(木) ~ 2025年3月7日(金)

LAC東京(平河町)

  お申し込み後確認

※「キャンセル待ち」でお申し込みの方には、別途メールにてご連絡いたします。
※「実施確定」表示のない日程は、お申し込み状況により開催中止になる場合がございます。
※ お申込期日が過ぎた日程は、「お問い合わせください」と表示されます。
※ トレノケート主催コース以外の空席状況は、残席数に関わらず「お申し込み後確認」と表示されます。
※ トレノケート主催コース以外では、主催会社のお席を確保した後に受付確定となります。
お申込みに関するお問い合わせはこちらから

ワンポイントアドバイス

【リモートLiveでハンズオンを伴う研修でのPC環境について】
※会場が「LAC(Live配信)」となっている日程が対象で、PCやNW等の必要な環境は受講者様に準備頂きます。
・演習用PCはWindows10以降をご使用ください。
・演習用推奨Webブラウザ:Microsoft Edge, Google Chrome, Firefox(サポート外:Internet Explorer)
・ハンズオン演習で使用するPCとは別のデバイス(モニター、PC、タブレット等)を、講師説明画面表示用としてご用意いただくことを強く推奨します。
・Azure Lab環境のリモートデスクトップは、受講者ごとに待ち受けポート番号が異なり、4000番以降のいずれかを利用します。(デフォルトの3389/tcpではない点にご注意ください)
この為、ファイアーウォールの設定などで4000番以降へのRDP接続が許可されていない場合は接続ができません。
また本番環境は接続先のIPアドレスが異なります。
・申込締切後のキャンセルはお受けできかねるため、お申込前に必ず以下の確認をお願いいたします。

【Zoomについて】
Zoomは、ブラウザ・アプリどちらでも利用可能です。
・Webブラウザ利用の場合:https://support.zoom.us/hc/ja/articles/214629443
・Zoomアプリ利用の場合:https://zoom.us/download#client_4meeting
 ※事前に最新版のダウンロードをお願いします。
 ※システム要件につきましてはこちらをご確認ください。

下記のURLよりテストミーティングに参加することで、事前に接続の確認ができます。
お申し込み前に必ず接続可能かご確認お願いいたします。

・弊社経由で他社主催研修へお申込みの場合、弊社が「訓練の実施機関」ではないため、人材開発支援助成金の申請書類にトレノケートは署名できません。「主催」欄をご確認ください。本研修コースはトレノケート経由のお申込では人材開発支援助成金の申請ができない旨を予めご了承のうえ、お申込みください。

重要なご連絡・ご確認事項

コースは「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)特定講習」対象コースです。

登録セキスペ資格更新希望の方は、以下の対応をお願い致します。

①申込時:「登録セキスペ資格更新希望」と備考欄にご入力ください。
②受講時:IPA規定により「顔写真付き身分証明書」を忘れずにご持参ください。


参考URL:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/tokutei.html


特定講習参考ブログ:https://www.lac.co.jp/lacwatch/service/20231011_003534.html


【リモートLive配信について】
リモートLive配信では、トレーニング開催の数日前にテキスト(冊子)を送付いたします。
 申込先住所と別の場所(ご自宅など)に配送希望の場合は、申込画面の備考欄に希望送付先住所の記載をお願いいたします。
※環境の手配が難しい方は、LAC社にて会場とレンタルPCを手配いたします(別料金)ので事前にご相談ください。

対象者情報

対象者
・IT技術者(インフラ系)
・情報システム・セキュリティ推進部門担当者
・SOC(セキュリティ運用)要員
・CSIRT要員(管理系)
・CSIRT要員(技術系)
前提条件
□マルウェアの基本的な動作に関する知識
□標的型攻撃で利用される一般的な侵害手口に関する知識(Persistence, Lateral Movement, Exfiltration)

※事前に「SCC0074R 情報セキュリティ事故対応2日コース 実機演習編」を受講されていると、より本コースの内容について理解が深まります。

学習内容の詳細

コース概要
標的型攻撃(※1)などにおける攻撃者の侵害手口は、近年ますます高度化しています。
この為、従来の"ウイルス対策ソフトによるフルスキャン"といった対応手順では、攻撃者が設置した遠隔操作マルウェア(リモートコントロールツール※2)などを発見できない事案が増加傾向にあります。
本コースでは、侵害が疑われる状況において、デジタル・フォレンジック技術を利用した初動対応を行うことにより、被害拡大の防止、影響範囲の確認、情報漏洩を判断する基礎的な手法について演習形式で学びます。(対象はWindows環境となります)
※1 APT:Advanced Persistent Threat
※2 RAT:Remote Access Trojan/Remote. Administration Tool
学習目標
● プロキシログから、マルウェアによる不正通信を発見し、影響範囲の確認などができるようになる
● Windowsのシステム内に設置されているマルウェアを発見し、被害状況、影響範囲の確認ができるようになる
● 削除ファイルの復元方法を学び、インシデント対応の幅を広げられるようになる
学習内容
--1日目午前--

1. プロキシログ解析
  - 遠隔操作マルウェアとC2サーバとの通信
  - マルウェアによる通信の特徴
  - マルウェアによる不正通信の調査演習

--1日目午後--

2. マルウェアの手動探索
  - マルウェアの特徴と自動起動の手口(TTPs)
  - マルウェアを発見する3つの観点
  - ツールを利用したASEP(自動開始拡張ポイント)の調査演習

--2日目午前--

3. プログラム実行痕跡調査
  - プリフェッチファイルを利用した侵害確認
  - プリフェッチファイルの可視化と調査
  - 侵害範囲調査演習

--2日目午後--

4. ファイルシステムのログ調査
  - ファイルシステムのログを利用した侵害確認
  - NTFS USNジャーナルの可視化と調査
  - USNジャーナルによる攻撃痕跡調査演習

5. 削除データの調査
  - 削除ファイルの状態遷移
  - 削除ファイルの復元手法「カービング」
  - 攻撃者の隠蔽手口を模したファイル探索演習

ご注意・ご連絡事項

・最少催行人数に達しない場合には中止になる場合がございます。
・コース内容は変更される可能性があります。
・株式会社ラック開催コースの受講お申し込みは11営業日前まで、キャンセル・日程変更は11営業日前まで、受講者変更は2営業日前までとさせていただきます。日程変更は同一コースにつき一回限りです。

なお、キャンセル料の扱いは以下のとおりです。
・コース開始日の10営業日前以降:受講料の全額を請求
・日程変更後のキャンセル:お申し出日に関わらず受講料の全額を請求

受講者の声

●・専門的な内容のコースでしたが、実例を交えて解説して下さったので、とても分かりやすかったです。
●・テキストが手順書のようになっていたので、復習にも活用できました。
●・訓練用データを使った演習形式になっていて、分からない所は補助講師の方が、丁寧に説明してくださったので、取り残されることなく学習できました。