ゼロから新入社員研修を立ち上げ、複数拠点での新入社員育成と担当者の負担軽減を両立YKK AP株式会社
概要
配属先が複数の拠点に分かれている新卒社員を対象に、グループワークを取り入れたIT基礎研修を実施しました。
背景と課題
・初期は新入社員への教育を内製で行ったが、社員への負担が大きかった
・新入社員は東京以外の拠点にも散在しているためオンラインでの実施が必須だったが、オンラインで専門的なカリキュラムを提供している企業がほとんど見当たらなかった
研修成果
・それぞれのレベルや学習の進め方に合わせた親身なフォローで、文系出身者でも最高評価に達するほどスキルを伸ばすことができた
・ITスキルだけではなく、社会人として求められる振る舞いやコミュニケーションスキルについても学ぶことができた
・担当者に対して、情報共有だけではなく状況に合わせた提案も行われた
トレノケートへの評価と期待
Q.昨年(2023年)から導入いただき、今年の新入社員の皆さまもすでに本配属となったと伺っておりますが、研修の効果についてどのようにお考えでしょうか。
新入社員の中には、ITの知識や経験がない文系の方も多かったのですが、最終的に最高の評価である「5」まで達成する人もいました。本人の努力も大きいと思いますが、環境やコンテンツのサポートがあってこそだと思います。
また、メンターやサービス担当の小原さんがとても親身に対応してくださいました。ITスキルといった技術面だけではなく、社会人として必要なスキルについても身に付けてもらうことができました。新入社員がメンターへ質問するときに、ただ質問に答えるのではなく「先輩に質問するときはどう質問すればいいのか?」のような、実際に業務で必要となるヒューマンスキルの部分についても指導いただいていました。
それも、最初からアドバイスするのではなくて、一度やらせてみて上手くいかなかった部分について、「こうした方がいいよ」と教えられていたのが印象深いです。eラーニングが中心ではありましたが、そうしたこともあって受講した新入社員の満足度もかなり高かったのではないかなと思います。
Q.今後の人材育成の展望や、トレノケートへの期待などをお聞かせいただけますか。
トレノケート社への期待としては、技術的なトレンドの最新情報や、それに合わせた提案を今後もしていただけると有難いですね。IT統括部では育成プランを半期に一度見直しているのですが、特に中長期的に考える際には、そうした知識のアップデートはどうしても必要になります。教育を提供する私たち自身の知識としても、IT統括部としても、常に最新のテクノロジーに対応していきたいと考えています。