幼稚園建設
2012年 ラオス サラワン県タオイ郡
認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA/アエファ)の支援プログラムを通じて、ラオス南部の山岳地帯タオイ郡パチュドンに幼稚園の建設を行いました。
この地区はベトナム戦争時の不発弾等の被害が未だ残る最貧地域で、外部とは隔絶した自給自足の生活を送る少数民族タオイ族の村があります。
子供が安い労働力として騙されるなどトラフィッキング(人身取引)の被害を防ぐため、教育の重要性が増しています。
幼稚園は2012年に完成しました。山岳少数民族の子供たちが国語「ラオス語」に1日でも早く触れることで、小学校修了率の向上を目指します。
2024年 ラオス チャンパサック県バチアン郡
AEFA が主導する「ファイルーシ幼稚園建設プロジェクト」を支援するため、35,400 USD (約3,900,000円) の寄付を行いました。この寄付金は、教室2室の建設や、教材費として利用されます。
ラオスでは通貨安などによる物価高騰から、隣国タイへの出稼ぎなど、働き手が外へ出た状態の村が多く存在します。その中で、幼児の居場所としても幼稚園の意義と必要性がさらに高まっています。
幼稚園の完成は2024年9月頃を予定しています。
現在は、村の皆さんによる手作りの校舎を利用
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小学校建設
2013年 カンボジア チュップ
NPOを介さず、カンボジアの知人の力をお借りしながら建設いたしました。
カンボジアの人々の約80%は、農業で生計をたてて暮らしており、教育環境は整っていません。特に農村部は学校が存在している地域が少なく、学校に通いたくても通えない児童が沢山います。Chub(チュップ)でも学校に通っていたのは数名の児童だけでしたが、現在では約70名の生徒が学校に通っています。
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奨学金支援
2014年 ラオス
ラオスの山岳地帯の学校では、教員不足が大きな問題となっています。山奥の学校に赴任する平地出身の先生の多くは、山岳少数民族の言葉や文化や生活の違いが大きすぎて長続きしない、未だラオス語を十分理解できない児童とのコミュニケーションがとれない等の問題があります。学校に通う子供たちは、授業を理解できずに留年したりドロップアウトしたりする子供が多くいます。教員養成学校に通う奨学金で、その村出身の先生を育て山奥の学校の学びを改善します。
認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA/アエファ)では、教員養成学校に通う奨学金でその村出身の先生を育て、山奥の学校の学びを改善することを試みています。この「ラオスの山岳少数民族の教員を育てる奨学金」プロジェクトを通じ、2014年9月の新学期から教員養成学校で学ぶ学生3名の奨学金を支援しています。
認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA/アエファ)について詳しくはこちら
2016年、実際にこのプロジェクトを通じて教員養成学校に通うカトゥアさんから、メッセージが届きました。
サラワン県タオイ郡パチュドン村出身のカトゥアです。
養成学校では、生徒たちの能力を向上させる知識の教え方や、指導計画の作り方、記録・報告の書き方を学びました。さらに実習では5年生の担任としての経験を積み、音楽・算数・自然科学も教えました。生徒たちは集中力をもってぼくの授業を聞き、とても熱心に参加してくれました。
ぼくが先生になるために勉強するチャンスをくださり、支援してくださっているみなさまへ心から感謝しています。学校で得た知識をさらに深め、良い先生となって故郷の子供たちを教えることをお約束します。
みなさまのお仕事での成功と幸運、健康をお祈りします。
ありがとうございました。
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出前幼稚園 (Child rights promotion(子供の健康と学びを育てる)Project)
2015年~現在 ラオス サラワン県
建物建設のハード面ではなく、ソフト面の支援になります。幼稚園設置が不可能な村に小学校の教員や生徒のボランティア(お兄ちゃん・お姉さん先生)が出向いて出前幼稚園を開けるよう、ボランティアの育成も支援します。
認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA)が日本の窓口となり、ACD(Association for Community Development)が実施しています。
識字率向上や基本的な保健衛生(手洗いの7つのステップ・歯の磨き方・体の洗い方)教育、大人向けに栄養学的調理方法の講習など、教育に加えて栄養・衛生の改善も目指しています。
背景として、ラオス サラワン県は経済発展途上の一方で少数民族の地域・村では未だ成人識字率が10%と低い地域も多く、社会変化についていくのが困難な状態があります(サラワン県の3~5歳児約3万人のうち、幼稚園に通えているのは約13%)。
ラオス政府は「全ての児童が小学校を卒業する」という目標を掲げ、特に少数民族民族児童向けの「幼稚園」開設を目指していますが、幼稚園まで支援が行き届かないという現状があります。
認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA/アエファ)について詳しくはこちら
2016年2月 ラオガム郡トンコー小:保健衛生(手洗い)プログラム
"手洗い歌"で、綺麗に手を洗うやり方を楽しく学びます
参加者へ石鹸を配布。家でも手を洗うことを約束しました
2017年2月 サワラン郡ファイラ村:お遊戯
黄色いシャツのお兄ちゃん・お姉さん先生が歌を教えます
お遊戯の後は、おやつタイム。栄養もしっかり取ります
2017年4月 サワラン郡チャンタイ村:手洗い
お兄ちゃん・お姉さん先生が手洗い7つのステップを教えます
このワークショップで、子供たちが進んで手洗いするようになりました
2018年 パヌアン村
2018年から開始の村はピンクのシャツ
たくさんの子供たちがボランティアに参加してくれました!
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修学旅行
2019年 ラオス
出前幼稚園でお兄ちゃん・お姉さん先生として活躍してくれたボランティアの子供たちを対象に、2019年5月、修学旅行を実施しました。チャンタイ村・ファイラ村・パヌアン村・チャンヌア村・サボン村の5村から生徒と先生が参加し、ラオスの首都、ビエンチャンを訪れました。
家族や地元を離れるのはもちろん、別の村の子供達と一緒に首都に行くことも子供たちにとっては初めての経験でした。
お揃いのポロシャツで行動します
首都の学校の見学にも行きました
書籍の寄贈
2014年 ラオス チャンパサック県
2014年2月、ラオスのチャンパサック県にあるノンビエン小学校・ノンサ小学校に、書籍を300冊寄贈しました。ラオスは伝統的な口承文化により文字文化が発達せず、子供達の文字習得が遅れ暗記中心の教育を強いている現状があります。本を読むことを通して、ラオスの子どもたちに文字の習得を促し、勉強に対して意欲を持ってもらうことを目指しています。
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その他 継続的な活動
《募金活動》
トレノケートでは、日々の取り組みとして募金活動を行っています。
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キャップの貯金箱
ペットボトルのキャップを集めて、その売却益をJCV(世界の子どもにワクチンを日本委員会)に送り、ユニセフを通じて発展途上国の子どもたちにワクチンを寄付する取り組みです。 また障がい者の方に、キャップに混じっている異物を除去する作業をお願いし、障がい者の自立支援の取り組みも行っています。
» 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
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緑の募金
社内に設置している「自動販売機」の売上の2%を緑の募金(国土緑化推進機構)に寄附しています。集められた募金は、里山の再生や砂漠化地域の緑化など、地球温暖化防止に向けた森づくりに役立てられています。
» 緑の募金
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