学習内容
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ひとつのプロジェクトの事例を提示する。その様々な場面で、現実のプロジェクトで
失敗に至る原因となるトラブル事象が発生する。そのトラブル事象に対し、
下記の①②③を実施してもらう。様々なトラブルに対し①②③を繰返すことで、
実務ではできていないことに気づき、心がまえ・行動の変容をうながす。
研修の最後に、コース全体の振り返りを行う。そこで、心がまえの変容を確認し、
実務での失敗回避策の効果的実行への見通しを考えさせる。
①【現状の不備の認識】
失敗回避策が意図通りにいかない理由と徹底されない時の影響を考え、現状の不備を
認識する
-何が不足しているのか(心がまえ、コンピテンシー・スキル、ひと押し)
-行動対象と対応は適切か
②【やってみる】
「ロールプレー準備リスト」によるやるべきことの整理と、やり方の工夫を実務での
発生を想定し、クラス全体で準備した上で、ロールプレーを行う
-実務での現実と照らし合わせながらの状況整理
-ステークホルダーの主張・抵抗と放置した時の影響
-PMとしての目標・説得点・着地点
-相手の立場への配慮
③【振り返る】
「オブザーバチェックリスト」によるフィードバックコメント
-「ロールプレー準備リスト」「クラス全体での準備」との対比を行う
-やるべきこと、できたことの効果、できなかったことの理由
-ロールプレー実施者のみではなくクラス全体での確認
-上記のやり取りの想定・工夫をクラス全体で検討する
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