学習内容
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RHCE 試験の受講者は、Red Hat 認定システム管理者が担当する、以下のようなタスクをすべて処理できることが前提となります。
1. Red Hat 認定システム管理者として担当するすべてのタスクを実行する能力
- 基本的なツールの理解と使用
- 稼働中のシステムの運用
- ローカルストレージの設定
- ファイルシステムの作成と設定
- システムのデプロイ、設定、保守
- ユーザーとグループの管理
- セキュリティの管理
2. Ansible のコアコンポーネントの理解
- インベントリー
- モジュール
- 変数
- ファクト
- ループ
- 条件付きタスク
- Play
- タスクの失敗の処理
- Playbook
- 設定ファイル
- ロール
- 提供されたドキュメントを使用した、Ansible モジュールとコマンドに関する特定の情報の検索
3. ロールと Ansible Content Collections の使用
- ロールの作成と処理
- ロールをインストールして Playbook で使用
- Content Collections をインストールして Playbook で使用
- Content Collections から関連する一連のロール、補助モジュール、その他のコンテンツを取得し、Playbook で使用
4. Ansible 制御ノードのインストールと設定
- 必要なパッケージのインストール
- 静的ホスト・インベントリー・ファイルの作成
- 設定ファイルの作成
- ホストのグループを定義するための静的インベントリーの作成と使用
5. Ansible 管理対象ノードの設定
- SSH キーを作成して管理対象ノードに配布
- 管理対象ノードで特権エスカレーションを設定
- 管理ノードへのファイルのデプロイ
- 単純なシェルスクリプトを分析し、Playbook に変換
6. Automation content navigator による Playbook の実行
- Automation content navigator による Playbook の実行方法に関する知識
- Automation content navigator による利用可能な Ansible Content Collection で新しいモジュールの検索と使用
- Automation content navigator によるインベントリの作成と Ansible 環境の設定
7. Ansible の Play と Playbook の作成
- 一般的に使用される Ansible モジュールの活用方法についての知識
- 変数を使用したコマンド実行結果の取得
- 条件文を使用した Play の実行制御
- エラー処理の設定
- システムを特定の状態に設定するための Playbook の作成
8. 以下と連携する Ansible モジュールによる標準的な RHCSA タスクの自動化
- ソフトウェアパッケージとリポジトリ
- サービス
- ファイアウォールルール
- ファイルシステム
- ストレージデバイス
- ファイルコンテンツ
- アーカイブ
- タスクスケジューリング
- セキュリティ
- ユーザーとグループ
9. コンテンツの管理
- カスタム設定ファイルを作成するためのテンプレートの作成と使用
- Playbook で Ansible Vault を使用した機密データの保護
Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。
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