DevOpsとは)
DevOpsとは何かといった決まった定義はありません。
強いて言えば、急速に変化する市場ニーズに機敏に反応し、短期間でソリューションを提供するためのカルチャーや実践と言えます。
Webやモバイルなど変化の激しい市場では、短期間で顧客ニーズを満たす機能を提供し続けない限り生き延びることはできません。従来のウォータフォール型開発では価値実現までに時間がかかり、出来上がる頃には顧客ニーズは変わってしまっています。役に立つ機能は僅かしか残っていないという事も珍しくなく、コストやリスクは大きく、失敗した時のインパクトは甚大です。これに対し、アジャイル型開発では顧客が求める機能の中から優先順位の高いものを選んで短期間で開発します。短いサイクルでこれを繰り返すことでニーズの変化に柔軟に対応できます。顧客は欲しい機能をすぐに手に入れることができ、競争力を強化できます。
しかし、ITサービスは安定稼働しなければいけません。ビジネスに必要なのはアプリケーションの機能だけではなく、非機能(可用性、性能、セキュリティなど)も不可欠です。変化は安定を妨げるものとして、運用の現場では疎まれる傾向にあります。その一方で、開発は運用の現場を理解していないことが多く、非機能要件は軽んじられがちです。この壁を乗り越え、事業(Biz)、開発(Dev)、運用(Ops)がコラボレーションしない限り、変革と安定は両立しません。
顧客ニーズを満たす高品質で迅速な変革サイクルを実現するためには様々な工夫が必要です。その工夫の全てを一言で表す言葉が、DevOpsです。
EXIN DevOpsプロフェッショナル資格について
EXIN(本社オランダ)は、ベンダに依存しない資格とスキルアセスメントを提供している国際的な試験機関です。
EXIN DevOps Professional 資格プログラムは主要なDevOpsプラクティスの理解が得られるようデザインされており、米国、インド、スペイン、カナダ、スイス、ブラジル、フランス、中国、オランダからのDevOpsエキスパートにより、企画、策定されました。
EXIN DevOpsプロフェッショナル資格について、詳しくは
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・弊社経由で他社主催研修へお申込みの場合、弊社が「訓練の実施機関」ではないため、人材開発支援助成金の申請書類にトレノケートは署名できません。「主催」欄をご確認ください。本研修コースはトレノケート経由のお申込では人材開発支援助成金の申請ができない旨を予めご了承のうえ、お申込みください。