EX294 RHCE認定試験


期間  1日間 時間  9:30~13:30
価格(税込)  55,000円(税込) 主催  レッドハット
コース種別  集合研修  
形式  試験 コースコード  LUC0178R
コース日程が決定次第、ご案内いたします。マイページ会員様は「お気に入り」にご登録いただければ、日程が公開された際にメールで通知が届きます。
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ワンポイントアドバイス

・弊社経由で他社主催研修へお申込みの場合、弊社が「訓練の実施機関」ではないため、人材開発支援助成金の申請書類にトレノケートは署名できません。「主催」欄をご確認ください。本研修コースはトレノケート経由のお申込では人材開発支援助成金の申請ができない旨を予めご了承のうえ、お申込みください。

重要なご連絡・ご確認事項

Red Hat社のシステム変更に伴い、受講いただく際には「Red Hat ログインID」が必要となりました。

お申し込み時には、備考欄に必ず 「Red Hat ログインID」を記載くださいますようお願いいたします。
まだ、「Red Hat ログインID」をお持ちでない方は、
FAQ: Red Hat のログイン ID を作成するにはどうすればよいですか?」(Red Hat社Webサイト)
の手順に従い登録いただいた「Red Hat ログインID」をお知らせください。
「Red Hat ログインID」のお知らせがないと、お申し込み手続きが完了いたしませんのでご注意ください。

対象者情報

対象者
・スキルの検証を望む、または組織または通達 (DoD 8570 指令) の要請により資格が必要な、熟練した Red Hat Enterprise Linux システム管理者
・Red Hat システム管理 III: Linux Automation (RH294) を受講済みで、Red Hat 認定エンジニア (RHCE) を目指す受講者
・Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を目指す受講者
・複数のシステムを管理する能力を実証したいシステム管理者
・DevOps 環境で作業し、ワークロードの一部を自動化する能力を実証したい IT プロフェッショナル
・資格が最新ではない、またはまもなく最新ではなくなるので RHCE として再認定を望む、Red Hat 認定エンジニア
前提条件
□Red Hat システム管理 I (RH124) と Red Hat システム管理 II (RH134) の両方、または RHCSA 速習コース (RH199) を受講済み、または Red Hat Enterprise Linux のシステム管理者として同等の業務経験を有する
□Red Hat システム管理 III: Linux Automation (RH294) を受講済み、または同等の業務経験を有する
□RHCSA 認定試験 (EX200) の試験内容を確認する
□Red Hat Enterprise Linux 8 向け RHCE 認定試験 (EX294) の試験内容を確認する

学習内容の詳細

コース概要
実技形式の RHCE 認定試験 (EX294) では、Red Hat® Ansible® Engine を使用して複数のシステムを管理し、Ansible で多数のシステムで一般的なシステム管理タスクを実行するための知識とスキルを試験します。この認定試験で試されるスキルは、多数の Red Hat 製品のシステム管理の基礎をなすものです。

この試験に合格すると、Red Hat 認定エンジニアに認定されます。RHCE® は、Ansible とスクリプトを使用した Red Hat® Enterprise Linux® タスクの自動化、Red Hat の先進テクノロジーの統合、効率とイノベーションに向けた自動化の適用のスキルを備えた Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) を指します。RHCE 認定を取得するには、最新の RHCSA 認定が必要です。RHCE の取得以降も学習を継続する受講者については、最高レベルの認定である Red Hat 認定アーキテクトの取得に向けた学習パスの基礎ステップにもなります。
学習目標
●RHCE認定試験に合格する
学習内容
RHCE 試験の受講者は、Red Hat 認定システム管理者が担当する、以下のようなタスクをすべて処理できることが前提となります。

1. Red Hat 認定システム管理者として担当するすべてのタスクを実行する能力
  - 基本的なツールの理解と使用
  - 稼働中のシステムの運用
  - ローカルストレージの設定
  - ファイルシステムの作成と設定
  - システムのデプロイ、設定、保守
  - ユーザーとグループの管理
  - セキュリティの管理

2. Ansible のコアコンポーネントの理解
  - インベントリー
  - モジュール
  - 変数
  - ファクト
  - ループ
  - 条件付きタスク
  - Play
  - タスクの失敗の処理
  - Playbook
  - 設定ファイル
  - ロール
  - 提供されたドキュメントを使用した、Ansible モジュールとコマンドに関する特定の情報の検索

3. ロールと Ansible Content Collections の使用
  - ロールの作成と処理
  - ロールをインストールして Playbook で使用
  - Content Collections をインストールして Playbook で使用
  - Content Collections から関連する一連のロール、補助モジュール、その他のコンテンツを取得し、Playbook で使用

4. Ansible 制御ノードのインストールと設定
  - 必要なパッケージのインストール
  - 静的ホスト・インベントリー・ファイルの作成
  - 設定ファイルの作成
  - ホストのグループを定義するための静的インベントリーの作成と使用

5. Ansible 管理対象ノードの設定
  - SSH キーを作成して管理対象ノードに配布
  - 管理対象ノードで特権エスカレーションを設定
  - 管理ノードへのファイルのデプロイ
  - 単純なシェルスクリプトを分析し、Playbook に変換

6. Automation content navigator による Playbook の実行
  - Automation content navigator による Playbook の実行方法に関する知識
  - Automation content navigator による利用可能な Ansible Content Collection で新しいモジュールの検索と使用
  - Automation content navigator によるインベントリの作成と Ansible 環境の設定

7. Ansible の Play と Playbook の作成
  - 一般的に使用される Ansible モジュールの活用方法についての知識
  - 変数を使用したコマンド実行結果の取得
  - 条件文を使用した Play の実行制御
  - エラー処理の設定
  - システムを特定の状態に設定するための Playbook の作成

8. 以下と連携する Ansible モジュールによる標準的な RHCSA タスクの自動化
  - ソフトウェアパッケージとリポジトリ
  - サービス
  - ファイアウォールルール
  - ファイルシステム
  - ストレージデバイス
  - ファイルコンテンツ
  - アーカイブ
  - タスクスケジューリング
  - セキュリティ
  - ユーザーとグループ

9. コンテンツの管理
  - カスタム設定ファイルを作成するためのテンプレートの作成と使用
  - Playbook で Ansible Vault を使用した機密データの保護

Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。

関連試験や資格との関連

Red Hat認定試験 EX294 RHCE認定試験

ご注意・ご連絡事項

・本コースはレッドハット株式会社が開催いたします。
・レッドハット株式会社開催コースのキャンセル・日程変更は11営業日前までとさせていただきます。
・お申込の確定は、主催会社の受付準備が整い次第となります。受講コース確認書の発送までお時間を頂く場合がありますので、ご了承ください。
・講習終了時間は講習の進行状況によって異なります。
・認定試験および認定試験付きコースをお申し込みの方は、受験の際に、運転免許証、パスポート、など写真貼付の公的身分証明証をご持参下さい。ご本人と確認できない場合は、受験できませんのでご注意下さい。また、試験概要などについては、レッドハット社のWebページで事前にご確認下さい。
・試験結果は受験者本人に対して電子メールでのみ通知されます。通常は試験後1週間以内に合否が通知されます。

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