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課題に寄り添い最善策を一緒に考え伴走してくれる営業と講師

ばらつきがあったITスキルの平準化

株式会社テプコシステムズ

自社社員へのPython研修から始まり、東京電力グループのPython研修も企画している株式会社テプコシステムズ様。研修の実施に至った背景やその成果、数ある研修企業のなかから、トレノケートをお選びいただいた理由などについて伺いました。


お客様 会社概要

株式会社テプコシステムズ様

株式会社テプコシステムズ様

エネルギー業界を中心に、コンサルティングからインテグレーション、専門エンジニアリング分野まで、高度なICT技術を活かしてさまざまなソリューションを提供。また、ビジネス環境の変化を迅速に捉え、柔軟かつスピーディに対応できるように、東京電力グループのDX実現に向けてさまざまな取り組みも実施。そのうちの一つとして、 DX人材を育成するため、多岐にわたる豊富な研修プログラムを整備し、東京電力グループ社員の学びの場を提供している。


会社概要

会社名: 株式会社テプコシステムズ
所在地: 東京都江東区永代2丁目37番28号 澁澤シティプレイス永代
代表者: 代表取締役社長 権田 勇治
資本金: 3.5億円
設 立: 1977年7月
URL: https://www.tepsys.co.jp/company/profile.html

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今回お話をお伺いした方

入江夕梨花様

ICT推進室 ICT総括部
ICT推進グループ

入江 夕梨花様



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自社で保有する膨大なデータを活用するために。
社員間のスキル平準化 

ー事業概要および現在力を入れて取り組まれている事業について教えてください。

入江様:
エネルギー業界を中心に、コンサルティングからインテグレーション、専門エンジニアリング分野までを、高度なICT技術を活かしてさまざまなソリューションをご提供しており、社員の8~9割が東京電力のシステムを開発しています。また、 DX人材を育成するため、多岐にわたる豊富な研修プログラムを整備し、東京電力グループ社員の学びの場を提供しています。

ー貴社がPythonの研修に取り組まれる「きっかけ」となった背景を教えてください。

入江様:
当初、前線で活躍しているエンジニアたちにとっては、Pythonは扱ったことのない初めての言語であり、業務と並行して独学で学んでいました。システム開発に恒常的に使われるようになってきたことや、新入社員によっては学生時代に学んでおり、社員間のスキル平準化を図る必要が出てきたため企画しました。 また、東京電力グループでは、自社が保有するさまざまなデータを生かした新規事業を創出するため膨大なデータを分析したり活用しやすいように加工できたりする人材を必要としています。データ分析ができる人材を増やすために、グループ全体でPython研修が受けられる環境を整えています。
今後の展望についてお話してくださる入江様

今後の展望についてお話してくださる入江様


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実現したいことを一緒に考え、伴走してくれる存在

ー今回の取り組みを選ばれたのはなぜですか?

入江様:
データ分析は、データの意味をよく理解している人、つまり業務を知る人に対応して欲しいと思ったからです。社外から採用した人材ではなく、社員が分析を行うべきと考えています。しかし、これまでにプログラミング経験のない社員も多かったため、文法がシンプルで書きやすく、また、データ分析以外でもシステム開発(AIやセンサーの操作)に活用できることからPythonを採用しました。

ートレノケートを選んだ理由や期待がございましたら教えてください。

入江様:
トレノケートを選んだポイントのひとつは柔軟性です。営業担当がたくさん足を運んで、弊社がやりたいことをとことん聞いてくださり、どうやったら実現できるのかを一緒に考えてくださいました。講師も一緒になって、元々なかった講座を一から編集してくださったと聞いています。 研修が始まってからも、実施したからわかった課題について、解決に向けて動いてくださいました。 こちらの要望に耳を傾けて最善策を考えてくれる存在は非常にありがたく、今後もお願いしたいと思っております。

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社員の知識レベルに合わせた講義

ー実際に取り組まれた現在の効果や成果、心境を教えてください。

入江様:
Pythonが業務に必要であること、若手社員がすでにPythonを学んで入社していることから、焦りを感じている中堅以上の社員も多かったようです。初めて研修を提供したときはすぐに定員に達しました。 また、親会社である東京電力の社員は、もともと独学で学んだ知識を駆使して分析を行っていましたが、研修を通して「体系的に学ぶことができ、ずっとできなかったことが解決できた」と大変満足度が高いです。 特に、知識のある社員が多かったR言語と比較しながらの講義が好評でした。弊社の社員にとって受け取りやすい説明をしてくださる柔軟性がありがたいです。


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経営方針にそった人材育成をすすめるべく、社員にわかりやすく道筋を示したい 

ー現況をふまえて、人材育成における今後の展開・展望がありましたら教えてください。

入江様:
研修の受講は、社員からの希望制です。スキルアップしたいと考えている社員に適切な研修環境を整えていきたいと考えています。 社員からは「学ぶべきことが多くあり、また、学ぶ順がわからない」といった声をもらっています。この課題を解決すべく、経営方針にそった必要なスキル別に「研修ナビゲーションマップ」を作成しています。このマップに掲載すべく適切な研修を、トレノケートさんからご提案いただきたいと思っております。
研修ナビゲーションマップ

研修ナビゲーションマップ

<提供カリキュラム>

  1. Python概要
  2. Pythonの構造
  3. 制御構文
  4. 組み込み型
  5. 関数

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講師の声

トレノケート講師:森理子(もりあやこ)

森理子(もりあやこ)

営業本部
人材育成ソリューション部

ご相談をいただいた当時、弊社にはデータ分析の研修はありませんでした。そのため、テプコシステムズ様の現状の問題点や、研修に期待することをお伺いして研修を作成・提供しました。 初回実施時は、データ分析の学習時間は2時間程度の内容でした。しかし都度改善していった結果、最終的に1~2日の独立した研修になりました。

受講者のプログラミングのスキルはさまざまなため、受講者に合わせて研修を実施しています。 初心者の方には基本文法をしっかりと、経験がある方にはTipsやよく間違いやすいポイントをお伝えするなど、どのレベルの方がご参加されてもご満足いただけるよう意識しています。 受講者の皆さんの「わかった!」、「面白い!」という声が私たちの励みであり喜びになっています。

テプコシステムズ様の課題解決のお手伝いができたことを嬉しく思います。 これからも弊社は企業のさまざまな課題に対して人材育成の観点から課題解決の支援をいたします。


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