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SCSK株式会社

オンライン研修事例:SCSK株式会社様

約350名の新入社員をオンラインと集合研修で、開発もインフラも分かるITエンジニアに

新型コロナウイルス感染症対策として全ての新入社員が在宅勤務となり、急遽、オンラインによる研修を提供することになりました。緊急事態宣言解除後は、3密に配慮した集合研修も組み合わせて実施しました。研修では、アプリケーション開発およびインフラシステム構築のスキルを身に付けたITエンジニア育成を目指しました。

お客様 会社概要

コンサルティングから、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供し、お客様のビジネス価値向上に貢献します。

商号: SCSK株式会社
資本金: 21,152百万円
業務内容: コンサルティング、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、
ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO
従業員数: 13,979名(2020年3月31日現在 連結)
URL: https://www.scsk.jp/


研修内容

研修の全体像

約350名の新入社員に対して約60日間にわたって下記研修を実施しました。

段階 研修期間 研修目的・概要 オンライン研修 集合研修
基礎編 インフラ
20日間
ネットワークやデータベースの仕組みを理解し、各種OSの構成や運用管理ができるようになる。
開発
24日間
アルゴリズムを学んだ後、Javaを使ってWebアプリケーション開発ができるようになる。
応用編 総合演習
7日間
演習環境に必要なインフラを新入社員が自ら構築し、Webアプリケーションをチームで開発しデプロイする。その成果や学びを発表する。
実務編 配属先に合わせて5~8日間 総合演習までに学習したことに加え、現場業務に必要なスキルを学ぶ。

特徴

●基礎編
オンライン研修を中心に、ITインフラ、開発に必要なスキルを講義と演習を通じて学習します。

●応用編 (総合演習)
基礎編で学習した各要素技術が、システム全体の中でどのような役割を果たしているかを理解します。ここでは、基礎編で学んできたことを点から線へ、そして面へと理解を広げていくために実機による演習を行いました。また、本演習ではチームで課題に取り組みます。開発研修の期間に少しずつ集合研修も取り入れて、新入社員同士が直接、顔合わせをする場を設けました。これにより、チームメンバー全員が協力し合って演習課題に取り組む下地ができました。

応用編(総合演習)の範囲
下図のように、Javaアプリケーション構築とITインフラの構築を行います。

応用編

●実務編
配属先の業務に合わせて、実務レベルに近い技術を学習します。研修の場から配属先へとスムーズに移行できるようになります。


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実施体制

オンラインならではの細かいフォロー

約350名を3クラスに分け、1クラスにメイン講師1名、サブ講師2~4名を配置しました。メイン講師は講義を中心に行います。サブ講師は、オンライン研修ではチャットに書かれた質問などに回答し、集合研修ではその場で対応します。
また、Zoomのブレイクアウトルームの機能を使って、新入社員を数名のグループに分け、お互いの理解度や進捗を確認する機会も設けました。この間も、講師がブレイクアウトルームを巡回していき、グループ単位でサポートするといった形式もとりました。このように個人・グループ単位でのフォローをすることにより、理解が深まるように注意を払いました。

クラスマネージャ(先輩社員)との連携

単元ごとに確認テストを実施することで各新入社員の理解度も把握します。テストの点数は、クラスマネージャ(先輩社員)もすぐに参照できる仕組みのため、タイムリーに支援が受けられる環境でした。

演習環境の手配

研修で使用するPCはトレノケートが準備し、研修で使用するアプリケーションの一部は、新入社員にインストールしていただきました。


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成果と展望

オンライン研修でも集合研修と同等の理解

2019年の新入社員研修は集合形式で行いました。2019年と同様に単元ごとの確認テストを実施したところ、7割以上が合格基準(70点以上)を満たし、集合研修とのテスト結果の差異はありませんでした。知識に関してはオンライン研修でも十分身につけることができたと言えます。

テスト結果例(Javaシステムプログラミング)

テスト結果例(Javaシステムプログラミング)

実機演習不足を補う

コロナ対応として急遽オンライン研修に変更したため、一部の研修で実機演習が行えず講師によるデモで代替しました。概念として理解できていたことを、実際に手を動かす機会を通じて、知識の定着をはかるために、総合演習では集合研修の形式で行いました。

スケジュール・品質管理の重要性を体感

総合演習では、研修事務局や講師から納期と品質を意識した計画を立案するよう指導しました。想定外のことが発生した場合でも、グループ内で作業分担し、最後まで諦めずに取り組んでいました。 総合演習の最終日は、各グループの成果物・取り組みを発表します。他のグループ発表から、技術面だけでなく、開発の取り組み(進捗管理方法やテストの方法など)について、成功要因やどうすればさらに良くなるのか、などの多くの気づきを得ることができました。

ニューノーマルで必要となるスキル「自ら発し、言語化する」

配属後もオンラインを活用した仕事の仕方が増えていくことが予想されます。研修中は、疑問点などを講師にオンラインで的確に伝える、グループ内でもオンラインで話し合いをするなどを繰り返すことで、ニューノーマルで必要とされるスキルも同時に身につけることができたと思われます。



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お客様の声

研修ご担当者

研修担当者

人材開発部 専門能力開発課 課長 山本 勝也 様
350人という大人数のため、リスク評価を入念に実施し、受講環境が整う見通しが立ったことから、オンライン実施を決断しました。前例のない手探りの状態の中で、トレノケート様は弊社と共に悩みながら、弊社の要望に柔軟に対応してくれました。研修の後半では、オンラインと集合を組み合わせることで、研修効果を最大化することができました。来年の新入社員研修も、同様の形式になると思います。今年の経験を活かして、より良いものになることを期待しています。


新入社員

Aさん
文系のためITに関しての知識をあまり持っていませんでしたが、基礎編では知らなかった技術について学習できました。一方的な講義だけでなく、新入社員同士で相互に理解度を確認できるブレークアウトセッションの時間もあり、より理解が深まりました。また、初めてJavaを学習し、自分が作成したプログラムが動いた時には感動しました。

Bさん
応用編(総合演習)の1週間は本当にたくさんの経験をしました。中でも、自分が作ったプログラムが実際に動いているのを見た時は嬉しく感じたり、私の知識不足で班員に迷惑をかけ悔しい思いをしたりしたことです。研修を通じて、働くということが一人で成り立つのではなく、チームで足らない部分を補いながら行うものだと実感しました。

Cさん
基礎編の内容は理解しており自信もありました。しかし、応用編では、自分の技術的な面での無力さを実感しました。一方、チームで課題に取り組んでいく中で、技術面以外での自分の強みを発揮できることに気づきました。わからない人の気持ちがわかる自分だからこそ、将来、リーダーになった際は後輩や部下のフォローに回れるようになりたいと考えるようになりました。

Dさん
総合演習ではインフラ構築から始めているため、ゼロから一つのサービスを作り上げている実感がありました。また、QCD(品質・コスト・納期)のバランスを意識して完成することができたました。具体的には、次のとおりです。非常に大変でしたが、班で協力してやり遂げることで達成感を得ました。
Q(品質):追加機能にこだわらず、納品物の正確性・確実性を求めた
C(コスト):班員1人あたりの生産性が高かった
D(納期):バッファを持たせたスケジュール管理を行った

Eさん
実務編では、ネットワーク機器を使っての設定や各種サーバーの構築を行いました。机上では気づくことができない発見があり、理解が深まりました。



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