システム会社A社では、新入社員4名の研修を内製から外部を利用することになりました。内製できなくなった理由はいくつかあります。まず、近年の採用難でITの未経験者が多かったこと。これにより、現場のSEである社内講師からも「ITを一から教えるのは時間もかかり難しい。その上、学生から社会人へ意識を変えることまで手が回らない」という声があがっていたこと。また、社内講師を担当するSEは、プロジェクトを任されていて講師ができない状態がわかっていたことなどです。
そこで、A社は外部研修会社を探しました。同社の新入社員研修の目標は、次の2点。これが達成できるかどうかです。
- 学生から社会人へのマインドチェンジ(責任感、主体性、物事の考え方など)ができる
- エンジニアとしての基本スキルの修得ができる
また、外部を利用する上での選定基準を次の3点に決め、検討を重ねていきました。
- 育成目標とカリキュラムの合致
- 講師の対応力
- 価格
3社の研修会社を検討した結果、トレノケートの複数社合同新入社員研修MIX TRAINを採用。採用の決め手は以下のとおりです。
価格に関しては他社より高かったが、助成金の活用で低減できることを知り採用。また、トレノケートより助成金の申請書類の支援も受けることもできました。
1. 育成目標とカリキュラムの合致
- ビジネスマナーから始まり、IT基礎、Javaプログラミング、システム構築までを学習できる
- グループ演習を通じでチームワークを学習できる
2. 講師の対応力
- 研修期間中、全講師から心構え、言動、報連相も含めて指導
- 確認テスト、日報などを通じて各々の理解度を把握して研修実施
3. 価格