- 受講した感想をお聞かせください。
都築電気株式会社
コミュニケーション統括部
第一技術部 第二課
青木 真吾 氏
【マスタリング Lync Server 2013シリーズについて:青木氏】
コアテクノロジー編から高可用性編までは講義を受けた後、シナリオにそって実機演習で設定を行うトレーニングコースでした。環境と実機が用意されているからこそ可能なトレーニングコースという印象で、非常に実践的で現場でも役に立つと感じました。
Office 365連携編は、とくにお客様からの需要が高まっているOffice 365サービスと、オンプレミスのLync Serverを連携させる構成に特化した内容でした。単に動作を確認するだけでなく、豊富な検証資源(グローバルIPアドレスや電子証明書など)を使用して実践的なスキルを身につけることができましたから、お客様への提案にも役立つのではないかと考えています。
最後のマスターアーキテクト編は、高可用性編までのトレーニングコースで蓄積した知識を踏まえた最終的な実践編で、「このお客様の要望に対して、自分で要件定義をしてデプロイしましょう」というトレーニングコースです。前段階の体系的なトレーニングコースの中で会得した知識をフル活用して、現場の業務さながらに取り組むことができました
【Cisco UCトレーニングについて:鶴見氏】
都築電気株式会社
コミュニケーション統括部
第一技術部 第一課
鶴見 拓也 氏
現場対応力に重点を置いたトレーニングコースという印象です。実際のお客様案件では、100台以上のIP電話機増設も珍しくありません。そのような場合に、使用する構築手法やトラブルの原因究明方法について教えていただきました。また、トレーニング全体を通して実機に触れる時間を多くとっていただきました。触ってみることで生まれる疑問についても即座に質問することができ、理解を深めることができました。
現場では作業優先のため、知らない機器や機能があってもその場で詳しく調べることはありませんが、今回のトレーニングコースでは、あらためて現場で使っていた機器の名称から機能まで詳しく知ることができました。こうした知識が増えることで、お客様への導入提案の選択肢が広がるのではないかと思っています。
- 稲岡様から見た全体を通じての感想をお聞かせください。
【トレーニングコース全体について】
整った環境で実機を用いた演習が充実していました。当社も自前である程度は揃えていましたが、検証目的で自由に触れるDMZを構築することまでは難しい。その点、トレノケートのトレーニングコースは環境もハードウェアも一式揃っていると感じました。
電話はもちろん、VoIPシステムで利用される音声ゲートウェイも用意されていました。環境においてはパブリックなDNS、ドメイン、電子証明書などが用意されていたので、外部アクセスが可能でした。これらはコストとセキュリティ面から、社内での構築は容易ではありません。
エンジニアの学習は「環境と実機がすべて」といっても過言ではないでしょう。座学だけだとキーワードを覚えるだけで終わってしまいますが、環境と実機があれば、現場の状況を想定した演習を体験することができます。これは、スキルの定着が違います。最小限の時間で最大限の知識を得られるのが、トレノケートのトレーニングコースだと実感しました。
【講師について】
マイクロソフト、シスコ両社のUC技術に精通した方が、講師として教えていらっしゃいました。両方を知っているエンジニアは現場でも少ないので、かなり衝撃的でした。しかも、両社で異なる用語や仕様を把握したうえでの、分かりやすい説明が秀逸。レベルが違うと感じました。
難易度の高い質問に対しても、即答で返せる知識に感服しました。例えば、「お客様の環境で発生したエラー」といった社内の事例に関しても、すぐに答えが返ってきます。これは豊富な経験がなければ分からないこと。それを持ち合わせていることは、現場でお客様に対応する我々とすれば信頼に値します。何回質問しても、嫌な顔をせずに丁寧に教えていただける姿勢もエンジニアには好評でした。
これまで様々な教育ベンダーの講師を見てきました。その経験から言えるのは「トレノケートの講師は本物の教育のプロフェッショナルである」ということです。